自給自足農園「ゆめぞの」から(池田孝蔵)
くたばれ花粉症
投稿日時:2015/03/04(水) 21:51
くたばれ花粉症
今年も花粉症の季節がやってきた。私は、昭和49年からひどい花粉症を患ってきた。そのいきさつは、「ゆめぞの」ホームページの第6編(平成12年1月)にくわしく述べているので繰り返さないが、31歳になって突然発症したが、当時花粉症というものが、世に知られていなかったため、病院で梅の花粉の影響ではないかと言っても、全く取り合ってもらえず、風邪薬を処方され、目がかゆいといえば、眼科に回されて、目薬を処方されるだけであった。
その後、ステロイド配合のセレスタミンという薬で、ひどい症状を何とか抑えてきた。
そのステロイドは医者はとにかく処方をいやがる。ぜんそく患者でも、一日50mg以下に抑えるという厚生省の基準であるが、セレスタミンは一錠0.25mgであり、200分の一であるとともに、2月から4月までのわずか3ヶ月であり、期間が限定されているから、使いすぎによる副作用も心配するほどでもないが、医者はまず処方はしない。
ステロイド以外の薬でも、市販のものでも効き目はあるが、たとえば、「コンタック600」などは、頭がボーとなって、まるで麻薬をすってラリってしまうような感じで、とてもじゃないが常用はできない。
花粉症が、なぜ日本にだけ顕著な現象であるかは、第6編でも触れたが、日本の「塩」の事情にあるとわたしはずっと指摘してきた。日本で、海水から塩を作ることを禁じた法律は昭和45年に成立した。そして、わたしが花粉症を発症したのは昭和49年。そのころ、アトピー性皮膚炎も昭和の末あたりから爆発的に増加した。花粉症は、戦後植えた杉が成木となり、花粉をつけるようになったからと説明されているが、アトピーは食生活が欧米化したためだと説明されている。だからといって欧米で特にアトピーが多いわけではない。
工場で作られた精製塩が食用に用いられているのは、世界中で日本だけである。どんな貧しい国でも塩は天然の岩塩や、海水であり、精製塩はそもそも食品ではないと言う理由で、食用に用いられることはない。
とにかく、花粉症やアトピーは日本だけに顕著に見られる現象であることに注目しなければならない。このことに当局も気がついたのか、海水からの製塩を禁じた法律は平成9年4月に廃止された。それに伴い、スーパーにも実に多種の塩が並ぶようになった。しかし、味噌、醤油工場や食品工場では、相変わらず安価な精製塩を使用しているだろうから、あまり状況は変わっていない。
わたしは、塩の実態に気がついてからは、塩は、直接料理に使うものとしては、「藻塩」を漬け物や、味噌には伯方の塩を使っている。藻塩は万葉集にも出てくる日本古来の製塩法であり、伯方の塩は、メキシコ湾でとれた自然塩を原料とした塩であることを知ったからである。
平成14年に定年退職して以来、極力自給自足農園で採れた物食するようになり、味噌も5年ほど前から大豆栽培に成功してから自給している。
それでも毎年2月20日ころから花粉症には悩まされてきた。
そして、4年前から高血圧の薬を飲むようになり、合わせて、この時期には花粉症の薬「アレグラ」も処方してもらい、しのいできた。薬の効果なのか、ほとんど花粉症の症状に苦しむことはなくなった。
今年も2月27日に「アレグラ」を処方してもらったが、今年は薬の効果を見極めるため、本当に花粉飛散の最盛期まで待って、呑んでみることにした。
それが今日である。テレビの予報では、真っ赤で非常に多いとのこと。そのなか、ゴルフの練習場に行き一時間練習した後、畑で農作業を一時間ほどして帰ってきたが、花粉症らしき症状は発症しなかった。
去年まで「アレグラ」の効き目で花粉症を乗り越えてきたと思っていたのであるが、呑まなくても発症しないことが確認できた。
日常生活も特に変えたところはないが、塩にだけは注意してきた。これが功を奏したのだろうかはわからない。とにかく花粉症は72歳直前で克服できたことになる。石原慎太郎氏は確か77歳で発症したと聞いているので、高齢化による症状変化ではないはずである。
それにしても、花粉症、アトピーの問題を、塩と関連づけて論じているのは、日本いや世界で私だけというのは、残念なことである。
今年も花粉症の季節がやってきた。私は、昭和49年からひどい花粉症を患ってきた。そのいきさつは、「ゆめぞの」ホームページの第6編(平成12年1月)にくわしく述べているので繰り返さないが、31歳になって突然発症したが、当時花粉症というものが、世に知られていなかったため、病院で梅の花粉の影響ではないかと言っても、全く取り合ってもらえず、風邪薬を処方され、目がかゆいといえば、眼科に回されて、目薬を処方されるだけであった。
その後、ステロイド配合のセレスタミンという薬で、ひどい症状を何とか抑えてきた。
そのステロイドは医者はとにかく処方をいやがる。ぜんそく患者でも、一日50mg以下に抑えるという厚生省の基準であるが、セレスタミンは一錠0.25mgであり、200分の一であるとともに、2月から4月までのわずか3ヶ月であり、期間が限定されているから、使いすぎによる副作用も心配するほどでもないが、医者はまず処方はしない。
ステロイド以外の薬でも、市販のものでも効き目はあるが、たとえば、「コンタック600」などは、頭がボーとなって、まるで麻薬をすってラリってしまうような感じで、とてもじゃないが常用はできない。
花粉症が、なぜ日本にだけ顕著な現象であるかは、第6編でも触れたが、日本の「塩」の事情にあるとわたしはずっと指摘してきた。日本で、海水から塩を作ることを禁じた法律は昭和45年に成立した。そして、わたしが花粉症を発症したのは昭和49年。そのころ、アトピー性皮膚炎も昭和の末あたりから爆発的に増加した。花粉症は、戦後植えた杉が成木となり、花粉をつけるようになったからと説明されているが、アトピーは食生活が欧米化したためだと説明されている。だからといって欧米で特にアトピーが多いわけではない。
工場で作られた精製塩が食用に用いられているのは、世界中で日本だけである。どんな貧しい国でも塩は天然の岩塩や、海水であり、精製塩はそもそも食品ではないと言う理由で、食用に用いられることはない。
とにかく、花粉症やアトピーは日本だけに顕著に見られる現象であることに注目しなければならない。このことに当局も気がついたのか、海水からの製塩を禁じた法律は平成9年4月に廃止された。それに伴い、スーパーにも実に多種の塩が並ぶようになった。しかし、味噌、醤油工場や食品工場では、相変わらず安価な精製塩を使用しているだろうから、あまり状況は変わっていない。
わたしは、塩の実態に気がついてからは、塩は、直接料理に使うものとしては、「藻塩」を漬け物や、味噌には伯方の塩を使っている。藻塩は万葉集にも出てくる日本古来の製塩法であり、伯方の塩は、メキシコ湾でとれた自然塩を原料とした塩であることを知ったからである。
平成14年に定年退職して以来、極力自給自足農園で採れた物食するようになり、味噌も5年ほど前から大豆栽培に成功してから自給している。
それでも毎年2月20日ころから花粉症には悩まされてきた。
そして、4年前から高血圧の薬を飲むようになり、合わせて、この時期には花粉症の薬「アレグラ」も処方してもらい、しのいできた。薬の効果なのか、ほとんど花粉症の症状に苦しむことはなくなった。
今年も2月27日に「アレグラ」を処方してもらったが、今年は薬の効果を見極めるため、本当に花粉飛散の最盛期まで待って、呑んでみることにした。
それが今日である。テレビの予報では、真っ赤で非常に多いとのこと。そのなか、ゴルフの練習場に行き一時間練習した後、畑で農作業を一時間ほどして帰ってきたが、花粉症らしき症状は発症しなかった。
去年まで「アレグラ」の効き目で花粉症を乗り越えてきたと思っていたのであるが、呑まなくても発症しないことが確認できた。
日常生活も特に変えたところはないが、塩にだけは注意してきた。これが功を奏したのだろうかはわからない。とにかく花粉症は72歳直前で克服できたことになる。石原慎太郎氏は確か77歳で発症したと聞いているので、高齢化による症状変化ではないはずである。
それにしても、花粉症、アトピーの問題を、塩と関連づけて論じているのは、日本いや世界で私だけというのは、残念なことである。
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